松本市美術館・信州大学人文学部芸術コミュニケーション講座共同企画第4弾「名前の落としかた」

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出品作家:梅田哲也、小栗沙弥子、小林耕平
(出品作家プロフィールは こちら からご覧ください。)会期:2011年11月17日(木)~23日(水・祝)
開場時間:9時〜17時
会場:松本市美術館市民ギャラリーA,B 入場無料
主催:松本市美術館、信州大学人文学部芸術コミュニケーション講座
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梅田哲也、小栗沙弥子、小林耕平の三作家によるグループ展を、松本市美術館と信州大学人文学部芸術コミュニケーション講座の共同企画として開催いたします。
梅田哲也は、日用品や廃品などを組み合わせた独特な装置を用いたインスタレーション、パフォーマンスを行います。偶然性と巧みに手を結んだ装置は予想できない現象や音響を生み出します。
小栗沙弥子は、日常の中に落ちているささやかなものを拾い上げ、ありのままの形で作品に迎え入れていきます。その奥ゆかしくも徹底したスタンスにより独特の美しさを放つインスタレーションやドローイングからは、そのまわりを取り囲む行為者の息遣いが聞こえてくるようです。
小林耕平による、言葉や動作を編集的役割として介入させた映像作品は、見る者の焦点を分散させ、解釈の幅を拡張していきます。何気ないありふれた行為もどこか異質に映し出し、多様な世界の見え方を提示します。
タイトルである「名前の落としかた」には、物事にまとわりつくイメージや役割を一度括弧に入れることで、その読み換え方を探っていくという意味が込められています。私たちは、「名前」を通じて、世界を認識し、物事を思考します。しかし、そのことが同時に、世界や物の見方を狭めてしまうことはないでしょうか。そうであれば、「名前を落とす」ことは、私たちの視野を開いていくきっかけとなるはずです。
ただしそのことは、私たちが世界の本当の姿に出会ったり、理性にとらわれない混沌に誘われたりなどといったことを必ずしも意味しないでしょう。私たちの認識や思考から、そこにまとわりつくイメージを完全にぬぐい去ることは困難なことです。名前を落とした後には、きっと、落としきれずこびりついた名前が残ります。そのうえで、私たちは名づけと名づけ以前とをめぐる思考を開始するのでしょう。
本展に登場する作家たちの仕事は、名付け以前の世界への気付きにあふれています。物事の意味づけから一度抜け出し、その見方を捉え直していくこと。作家たちの作品と触れることは、その手がかりを与えてくれるでしょう。
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1週間のあいだ開催された「名前の落としかた」展。
最終日をむかえました。
今回は例年を上回る多くの方々にお越しいただきました!
本当にありがとうございました!
3日間にわたる関連企画や展示スペースの一角に設けたドキュメンテーションコーナーなど、
次回展覧会につなげて行きたいアイディアも多く学生から出されてきました。
4月から練り上げてきたこの展覧会。
本当に多くの方々の支えがあって、形あるものとなりました。
学生のオファーにこたえて下さった梅田哲也さん、小栗沙弥子さん、小林耕平さん、
ご協力いただいたたくさんの方々、
そしてご来場いただいたみなさまに、改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました!
今後の3作家さんのご活躍と芸術コミュニケーション講座の活動にも、どうぞご注目ください!
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松本市美術館と信州大学人文学部芸術コミュニケーション講座の共同企画
「名前の落としかた 梅田哲也・小栗沙弥子・小林耕平」の関連企画を
11月18日(金)ー20日(日)の3日間にわたり開催いたします。
展示におさまらない3作家の世界がパフォーマンス、トーク、ワークショップなど
様々なかたちで展開されます。
【プログラム】
18日(金)
公開ゼミ 14:30ー17:00
19日(土)
トークセッション「言葉の開きかた」 10:00ー13:00 第一部
地域社会における芸術とは、どのような存在か? 14:00ー17:00 第二部
「名前の落としかた」とは何か? 梅田哲也パフォーマンス 17:00ー
20日(日)
小栗沙弥子ワークショップ 10:00ー12:00
小林耕平パフォーマンス 13:00ー17:00
プログラム詳細は こちら からご覧ください。場所|松本市美術館1階 市民アトリエ
お問い合わせ先|0263-37-3247(信州大学人文学部 金井研究室) , goldwellseminar@gmail.com
※広報まつもと11月号P24、「名前の落としかた」展お知らせ中の「トーク・イベント」は、上記の通り、トークを含む多数のイベントに変更となりました。
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怒涛の関連企画、ラストを飾ったのは
出品作家・小林耕平と学生パフォーマーによるパフォーマンスでした。
小林さんが立てたある問いに対して、
パフォーマーたちが様々なリアクションを返していく問答形式のパフォーマンス。
「言葉によって新しい物の見方を開発する」をテーマに
ナンセンスな問いを立て、実践していきます。

この場にある目に見えないものを言葉で指し示してみたり、
今度はそれを、この場にある物だけを使って指し示してみたり。
最終的には「この空間にあるものと精神を入れかえることは可能か?」と問いを立てやかんと交信…!

パフォーマーたちは、頭も体もフルに使って、悪戦苦闘しながら問いと格闘していました。
小林さんやお客さんと共に悩み、問いそのものを立て直してみたり、
繰り広げられる思考錯誤の様子は、まさに「ギリギリのパフォーマンス」そのもの。
4時間という長時間パフォーマンスだったにも関わらず、
何だかあっという間に時間が過ぎてしまいました。
小林さん、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!
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